千駄木のサイエンスカフェに参加しました。≪訂正ver≫
8月10日(土)19:00~22:00 『地文台カフェ』
ゲストは理化学研究所 滝澤慶之様(国際宇宙ステーションでレンズをご担当されているとのことでした。写真の一番左の方)
国際宇宙ステーションに、2017年頃から、2.5m位のレンズをつけた望遠鏡で、地球に降り注ぐ高エネルギー宇宙線(おもに「陽子」という粒子 )を観測することにより、宇宙線の出所を探ろうとされている宇宙物理学者様です。現在では、CERNの世界最大の粒子加速器 で作られるものより3ケタ位大きいエネルギーを持つ宇宙線も観測されているようです。
宇宙線自体は、だいたい陽子(水素の原子核)が主成分で、太陽あたりから出る小さいエネルギーの宇宙線もあれば、人間ではまだ作り出せていない大きいエネルギーを持つ宇宙線もあるそうです。エネルギーと質量がわかれば、速度がわかるので、『より大きいエネルギーの宇宙線を観測することにより、最低宇宙はこれよりも大きいといったこともわかるのですか?』といった質問に対して、『観測では、宇宙線がその方向からそのエネルギー(速度)を持ってやって来たことだけがわかります。宇宙のどこで、そのエネルギーを得たのかをつきとめる必要があります。』『方向がわかるので、従来の光による観測とあわせ、総合的に解析すれば、宇宙線の起源場所を同定し、地球からそこまでの距離がわかるはずです。宇宙の大きさを見積もるには別の方法のほうが適当』とのことでした。≪ここらあたりのやりとりは、本当に楽しかったです。≫
いつものとちぎサイエンスらいおん様のサイエンスカフェとは少し違って、今回参加させていただいたWEcafe様が主催している千駄木のサイエンスカフェは、女性の方が多く、企業で研究されている方や博士様も何名かいらっしゃいました。≪なぜか大阪大学の博士課程の4人組男性様もいらっしゃいました。≫
暑かったので、車で行きました。酒は飲んでいません。12時前には家に着きました。≪帰省で、高速は少し混んでいました。90k位で運転しました。≫
????? 広報部 関口